久山さんインタビュー
profile
兵庫県出身。
関西大学では陸上競技部に所属
学業・部活とマクドナルドでのアルバイトを両立していた。
現在はマクドナルド神戸湊川店で勤務。
チームに貢献するために練習に励んでいた大学時代
どのような経緯で進路を決めましたか?
私は関西大学の陸上競技部に所属していました。
大学を選んだ理由は2つあり、まず1つ目は関西地方の中で陸上が強かったからです。2つ目は他の大学と比べて関西圏の学生が集まりやすく、色々な都道府県から学生が集まることで自分の知らない世界が広がるかもしれないと思ったからです。
陸上部を選んだ理由は単純に走ることが好きで、周りの友達も走ることが好きだったので陸上部に入ったということが大きな理由でした。部活動の練習は基本は週に5日、平日は授業が終わってからなので16時~20時くらいまで練習をしていました。また土曜日と日曜日は朝9時からお昼の13時14時ぐらいまで活動していました。アルバイトについては週2日で、金曜日と日曜日の夜に働いていました。
そのような忙しい中でも「木曜日は絶対に休もう」と決めていたので、木曜日はアルバイトや部活を何もないようにはしていました。
当時の目標や将来の夢はありましたか?
部活動としての目標はもちろんありました。陸上競技は個人スポーツなのですが、順位によって得点が大学に得点が入ったりするので、その得点の合計で関西上位何名に入るというのが目標でした。その中で私自身はチームに貢献するために「この種目でこの順位を取る」という目標を立てていました。
将来については、部活動の先輩方が営業職に就いている方が多かったので自分も営業職が向いてるかもしれないという漠然とした考えを持っていました。
学業・部活・アルバイトを両立するために意識したこと
大学時代は学業・部活・アルバイトをどのように両立していましたか?
両立できていたポイントは時間の使い方だと思っています。大学までの通学時間が電車で1時間30分ほどだったのですが、レポート等の携帯で全部できるものは朝の電車の中で作成したり、授業の空きコマを活用してレポートや課題を実施していました。
テスト前は部活が休みはなかったので、テスト直前に対策をするのではなくて、その前から勉強するということは意識していました。
当時の悩みはありましたか?
テスト前はとてもしんどかったですね。夜まで部活があり、明日までに提出しなければならないレポートに取り組むことができなかったり、部活動でもキャプテンやリーダーの役割をやっていたので、リーダーの会議もしながらどうやって時間を捻出するかというのは常に考えていましたね。テスト期間前というのは勉強の比率がとても多いので、アルバイトの時間を少し減らしたりするなど、自分で調整を行っていました。
アルバイトでコミュニケーションスキルを学んだ
アルバイトにマクドナルドを選んだきっかけは何ですか?
2つあります。1つは家から近かったということです。もう1つは高校生の時の部活の先輩がマクドナルドで働いていて、その方が「やってみない?」と声をかけてくださり紹介で選びました。
マクドナルドで働いていて成長できたことを教えて下さい。
一番身についたのはコミュニケーションスキルだと思っています。僕は郊外の大きなお店で働いていたのですが、新人の方がポツンとする状況がありました。そこで、既存アルバイトの方と一緒に、新人の方をどうやって輪の中に入れようかということを考え、共通の話題を探したりしました。そこでコミュニケーションスキルは身に付いたと思っています。
学業や部活動と両立する上で、働きやすさはありましたか?
とても働きやすいと感じていました。1日3時間だけ仕事に入れることや、シフトに関しても1週間ずつ出せましたし、前日に緊急で部活のミーティングが入ったとしてもすぐに調整できたりしたので、柔軟に働いていた思い出があります。
アルバイトをしている上で悩みはありましたか?
マクドナルドでのアルバイトが楽しくて、もっとバイトをやりたいけど部活も取り組まないといけない‥ということはありました。ちょっとジレンマというか、時間がもっとあればいいのにという思いでした。
大学時代を振り返って思うこと
大学時代にやっておいた方がよかったことはありますか?
勉強の優先順位はつけた方が良かったのかなと思っています。レポートや課題が多かったので、その中でも提出期限から優先順位を付けて取り組めていれば、もう少し時間は捻出できたのかなと思います。
就職活動について
マクドナルドで働きたいということが具体的に固まってきたきっかけはありますか?
就職活動は主に食品メーカーの営業職を中心に見ていました。ただ当時自分が働いていたマクドナルドの店長に、「受けるだけ受けてみたら」という提案を受けてマクドナルドへの就職活動をスタートしました。
大学1年生のときから、大学の先輩たちをずっと3年間見てきていたので、自分から先輩に悩んでいることを相談したら時間は取ってもらえるような環境でした。監督とはあまり話すことはなかったのですが、その代わりに例えば体育会系の学生に向けた就職セミナー等で知り合った教員の方とコミュニケーションを取るようにしていました。
マクドナルドを選んだポイントを教えてください。
ポイントは3つほどありました。1つは裁量権の違いという点で、任せてもらえる仕事の幅が大きいと感じていました。2つ目は風通しの良さでした。OB訪問した際に風通しが良い雰囲気を感じ、一番年下の自分でも何か意見を言える環境だと思います。3つ目は職種の多様さが魅力的で選びました。
実際に入社して、イメージ通り働くことができています。
これから大学へ進む高校生へ
僕も大学に入学した当初は少しモヤモヤしていました。学業・部活・アルバイトと全部両立できるのかといったことや、少し学業がおろそかになってしまうのではないかという不安は持っていました。
ただ自分が思っているよりも、大学の部活等の先輩方はいろんなことを経験されていて、自分の悩みを解決するには十分な環境があるということは伝えたいです。
勉強で悩んだときに先輩に聞くこともありますし、就職活動を取り組んだ際は外部のセミナー等、悩みを聞いてもらえる環境というのは思った以上にとても多かったです。そのため、1人で悩むことは少ないよとは伝えたいです。