マクドナルド松田さんインタビュー

2024年12月23日

松田さんインタビュー

松田 菜帆(まつだ なほ)さん

profile

埼玉県出身。
高千穂大学では陸上競技部に所属
アメリカンフットボール部マネージャーの他に体育会会長も経験。
学業・部活とマクドナルドでのアルバイトを両立していた。
現在はマクドナルド朝霞三原店に所属。

松田様_トリミング

視野を広げたいという思いから選んだ大学

どのような経緯で進路を決めましたか?

高千穂大学に入った経緯については、正直に言うと入学当初は大学に対してポジティブな気持ちではない部分がありました。ですが、部活に所属したり、ゼミに入ることで、高校のときよりも少し違うタイプの友達ができたり、前向きに様々な関わりをもつことで大学や部活動など自分の居場所に愛着が湧いてくることで、視野が広がりました。
うまくいかなかった進路だとしてもそこから頑張ってひとつひとつ目の前のことに取り組んで行くと、きっと良い次のステップが待っていると思います。

「人とのつながりが欲しい」という思いでアメリカンフットボール部へ入部

部活動を始めたきっかけは何ですか?

私は高校までは文化系の部活に所属しており、大学で初めて運動部に所属しました。大学に入った当時は「団体に所属して人との繋がりが欲しい」という漠然とした思いから「何でもいいから団体に入りたい」と色々な部活を見ていました。
その中でアメリカンフットボール部が大学内で一番大きい部活だったということと、さらに新入生歓迎会のときに先輩から様々なことを教えてもらったことがきっかけで、入部することを決め、マネージャーをやらせていただきました。
部活動に所属しながらもマクドナルドでのアルバイトや短期留学などもできたので、大学時代は自分のやりたいことができた4年間だと思っています。

高校の部活動と比べて大学の運動部はどのような違いがありましたか?

大学の部活動は高校の部活動よりも自主性が重んじられたというか、何でも「自分でやってみて」という感じでした。そのため他校との練習試合の連絡など、高校までは先生がやってくれたことを自分たちがやらなければいけない中で外部の方とやり取りするマナーなども学んだと思います。
また、大学までは運動部に所属したことがなかったので、そもそも上下関係の厳しさやチームワークで物事を進めていくということも大学の部活動で学んだことです。

学業、部活動、アルバイト活動の両立で忙しかった大学時代

それぞれの活動の両立はできましたか?

学業、部活動、アルバイトと、当時はかなり忙しかったです。実際にアルバイトできたのは、週3日~4日くらいでした。
特に大学の授業が午後からの場合は午前中にアルバイトをし、午後に勉強をやった後に部活に取り組んで、といった毎日を繰り返していたのでハードでした。マクドナルドのアルバイトの働き方は、1日2時間の短時間でも働けるのでその点が良かったと思います。

両立のポイントを教えてください。

松田様2_トリミング
私がそれぞれの活動を両立できたのは、周りに仲間がいたからという理由が一番大きいです。そのため皆さんにも横のつながりというのはぜひ作って欲しいと思います。
所属するコミュニティの中で「皆の期待に応えたい」や、「皆と協力して何かをやり遂げたい」といった思いを持って取り組んでいくことで楽しいと感じていくのだと思います。私はこれからも周りとのコミュニケーションはとても大事にしていきたいなと思います。

それぞれの活動でどのようなことを学べましたか?

忙しかった分、色々な団体で色々な世界を知れたので、学業、部活動、アルバイトを頑張ったのは良い経験でした。例えば、アルバイトの人と大学の友達と、それぞれ自分が所属している団体が変わると周りの人の雰囲気や関係性も変わってくるので、色々な人との接し方が学べました。
運動部ですと先輩と年齢が近いので、就職活動についての話を聞いていただいたり授業の相談にのっていただいたりもしました。もちろん部活動のことについても、厳しいことを言われた後などにご飯に誘ってもらったりと、メンタルのケアもしてくださったこともあり、年が近い頼りになる先輩がいるのはすごく良かったと思っています。
それに比べてアルバイトの職場では外国の方もいて、働く動機も考え方もそれぞれ。相手のことを考えて行動しながら、お客様へ良いサービスをお届けするように自分がリーダーシップをとっていきました。

多忙な中でスケジュールはどのように立てましたか?

まず授業と部活動が一番変えられないところなので、まず授業と部活動を軸に考えていきました。アルバイトは融通が利いたので、隙間時間にアルバイトを入れていきました。マクドナルドのアルバイトは、1週間ごとにスケジュールが提出できる一方で、大学の部活動は月単位でスケジュールが出るので、とても管理がしやすかったと思います。
最初はスケジュール管理がうまくいかずにアルバイト先に迷惑かけてしまうことがありましたが、大学を卒業する頃には自分の時間の取り方や自分がどれくらいスケジュールを入れるとつらくなってしまうかの感覚が分かりました。
とにかく忙しかったので、特に時間がかかる授業の課題が大変でした。そのときは部活が終わった後に部員の仲間とまとめて課題に取り組んだりしていました。その時間が、大変でしたが楽しかった思い出だと思っています。

直に人と関われる仕事ができる喜び

大学卒業後の進路はどのように考えていましたか?

アルバイトでも部活の授業でも人と関わることが多かったので、1人で何か仕事をするよりは、人と関わるお仕事が良いと漠然と思っていました。
部活の周りの仲間はトレーナーになったり実業団に行く学生が多かったので、自分もスポーツ系の企業に行くということも視野にはありました。会社説明会へ部活動の皆で一緒に行くこともありました。
会社説明会やインターンに参加したのですが、当時自分がアルバイトで働いていたマクドナルドが一番直に人と関われる仕事だと思ったので、マクドナルドに就職することに決めました。

マクドナルドを選んだ決め手を教えてください。

松田様_トリミング
決め手は、アルバイト時代に関わった先輩や社員の人が本当に良い人が多かったことです。自分が忙しく色々と取り組んでいた中で、マクドナルドに関わる人は協力してくれる人がとても多く、自分がうまくいかないときでも同期や先輩社員がいつも助けてくれます。そういった「人の良さ」が決め手となりました。

高校生へのメッセージ

大学でも運動部というのは好きだったらやった方がいいと思いますし、一方でアルバイトをしてみたいという気持ちも大事だと思うので、諦めずに自分がうまくできる方法を見つけて頑張ってみて、色々なことを大学生のうちにやっておくことが、その次のステップに繋がると思います。自分のやりたいことを優先順位付けながら、色々と経験してみて欲しいなと思います。
ただ、学業、部活動、アルバイトの両立はやはり難しいところではあるので、隙間時間にできるアルバイトを探すというのはかなり大切になってくると思います。その点においてはマクドナルドでのアルバイトはすごく良いですし、実際に先輩のアドバイスを聞いてみたりすることで、やりたいことを諦めないで欲しいです。
学生時代には例えば自分が元々所属している集団からちょっとはみ出てしまうとつらくなってしまうこともあると思いますが、いくつか居場所を作ることは大事だと思います。その点では、やはり計画を立ててきちんと色々なことをやっていかないと難しいと感じます。
また、私は何かひとつの世界だけに囚われてしまうと価値観が絞られてしまうのではないかとも思っています。大学生は自分が自由にできる時間がたくさんあると思うので、自分が気になることをなんでもやってみて欲しいと思います。

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