【NEW!!】ソフトボールの推薦で大学に行くためには?条件を解説

2024年7月3日

ソフトボールの推薦で大学に進む場合、どのような条件が課せられるのでしょうか。
ここでは、「ソフトボールの推薦で大学に進む場合の特徴と条件、そして各学校の定める条件」について解説していきます。

 

ソフトボールの大学推薦は男女ともにあるが、女子のみに限るところも多い

ソフトボールの場合、「男女ともに推薦枠を設けていて、どちらであっても条件をクリアできるなら推薦での入学を許可する」としている大学はあります。
ただ、ほかの競技に比べて、男子のソフトボールでの推薦枠を設けている学校の数は少ないといえます。「ソフトボールの推薦は女子に限る」「女子ソフトボールの選手のみ、推薦入試を受け付ける」としている学校も非常に多いのです。

そのため、男子で、かつソフトボールでの推薦入学を希望している場合は、まず第一段階として男子のソフトボールでの推薦枠を設けている学校を調べてリスト化し、そのうえでそのリストのなかから進学したい(進学できる)学校を探していく方が現実的です。

 

さまざまな大学のソフトボールでの推薦入試条件の例3選

ソフトボールで大学に進むためには、「学力レベル」「面接対策・記述問題対策」「競技レベル」が求められます。ただ、どの程度のレベルが求められるのか、どのようなものを試験項目として採用しているのかは、学校ごとに異なります。大学個々の条件は後述するとして、ここでは「全体として、このような基準が求められることが多い」という傾向について解説していきます。

ソフトボールの大学推薦で求められる学力レベルはおおむね3.0以上

スポーツ推薦であっても、「学力はまったく問わない」としている学校は非常に少ないといえます。大学はあくまで勉学を修めるための場所であるため、高校時代の成績や素行が著しく悪い場合は、たとえソフトボールの成績が良かったとしても、受験時に足切りにあってしまいます。

ソフトボールの推薦で大学に進みたいと考えた場合、高校時代の評定平均が3.0以上でなければ選択肢が非常に狭まる可能性があります。
評定平均とは、「すべての科目の評価(5段階評価)を足し算していって、最後に科目数で割った数字」をいいます。この数字が平均以上でなければ、推薦を受けることは難しくなります。
ただし、評定平均が問われる場合、たとえ苦手な科目があったとしても、得意な科目でフォローができるというメリットはあります。

面接対策・記述問題対策は万全に

スポーツ選手には正しい振る舞いと、思考が求められます。また、何のために自分はそのスポーツを行っているのか、そのスポーツによって得たものは何かを言語化する能力も求められます。これはソフトボールでも例外ではありません。
このため、スポーツ推薦の場合は、「面接」「志望動機書や小論文の提出」を求められることが非常に多いといえます。

これは原則として、「落とすための試験」ではありません。ただそれでも対策をまったくしていなかった場合、面接の場で答えられなかったり、まったく何も書けなかったりする可能性が高くなります。そのため、ソフトボールの推薦で大学に進みたい場合は、面接対策や記述問題対策も事前にしっかり行っておきましょう。

競技レベルは大学ごとで問われ方が異なる

スポーツ推薦は、大学側が求める競技レベルに達していなければ受けることができません。そしてその「大学側が求める競技レベル」は、大学ごとで異なります。

ソフトボールの場合は、「高校の学校長やクラブ顧問が、技量・人柄ともに推薦できる人物」とされるのみで、具体的な競技レベルを記載していない大学も多く見られます。
ただ、おおむね、「全国大会に出場経験のある者」もしくは「地区大会(複数の都道府県にまたがるもの)に出場経験のある者」を対象とすることが多いといえます。特に日本代表選手に選ばれた選手などの場合は優遇されるものと考えられます。

ソフトボールの推薦で大学に進みたい場合は、ソフトボールプレイヤーとしての活躍はもちろん、高校時代の学力も求められます。また、小論文や面接対策もしっかり行っておく必要があるでしょう。

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